【itemref属性】範囲外のアイテムと関連付ける。「HTML・属性・解説」- ノブレコ
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itemref属性とは
itemscope属性を持たない子孫要素のプロパティを、itemref属性を使用することでアイテムに関連付けることができる属性です。
itemscope属性が指定されている要素内で使用することができ、itemscope属性以外のプロパティ要素を追加したい場合で、プロパティ要素のIDリストを提示するものです。
※この属性はマイクロデータ向けの属性となっており、itemscope属性が指定された要素にのみ使用することができます。
【仕様】HTML living standerd
★属性の区分
グローバル属性
★対応ブラウザ
・Chrome
・Edge
・Fire Fox
・Opera
・safari
【使用目的】
アイテムの範囲外にあるプロパティを、アイテムと関連付けるために指定する属性です。
itemscope属性の要素内で使用し、itemscope属性を持っていないが、プロパティを含んでいる子孫要素に対してid属性を指定することで、itemref属性側の値に子孫要素のid属性のIDを指定して使用します。
【複数指定も可能】
アイテムの範囲外にあるプロパティとの関連付けの際、id属性を指定したプロパティを含んだ要素に指定したIDを、itemref属性の属性値に半角スペース区切りで入力することで複数指定が可能になります。
【指定できる要素】
itemref属性はグローバル属性のため、全てのHTML要素に指定することができます。
ただし、itemref属性を使用する条件として、その要素にはitemscope属性が指定されている必要があります。
★旧HTMLからの変更点
HTML LS：itemref属性が定義されました。
まとめ
この記事では、itemref属性についての解説を致しました。
itemref属性は、itemscope属性を持つ子孫要素以外と関連付けたいときに使用します。
もし何らかの理由で、子孫要素にマイクロデータが付与できない場合などは、このitemref属性を使用してアイテムと関連付けをしてみてください。
この記事が少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。またなん🎁
